障害を笑う映像に抗議
Hang Meas TVで数週間、定期的に放送されていた映像が批判をよんでいる。
問題となっているのは、コメディアンのPrum Manh氏が、発話障害のある友人に電話で「なぜ、ハッキリ話せないの?」と尋ねている映像。
ウケ狙いのネタだが、カンボジア障害者機構(CDPO)は冷ややかな反応を見せている。代表 のNgin Saorath氏は「TV局へ抗議の書面を送ったが、回答が無い。カンボジアでは、障害のある人をばかにして笑いをとる事が当然のようになりつつあるが、それは差別だという認識を広めたい」と話す。
昨日、Hang Meas TVのGMであるOeung Song Leap氏は「CDPOからの書面は見ていないが、抗議のあった映像は放送を中止したので問題ない」と話した。
また、コメディアンのPrum Manh氏は「3年前の映像が、未だに放送されているとは知らなかったが、障害のある人に対して申し訳なかった」と謝罪した。