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カンボジア人の国内旅行人気が高まる

年末年始を国内の旅先で過ごすカンボジア人が急増しているという、州観光局の発表があった。

 

シェムリアップ州観光局によると、今年は外国人のホテル予約数が減少しているのに対し、カンボジア人観光客の予約が増加傾向にあるという。外国人客の減少については、欧州・ロシアの経済悪化が続いていることやパリのテロ事件が影響していると見ている。カンボジア人のシェムリアップ訪問客は前年比9%増の約2,700万人、外国人は10%減の約1,900万人との見込みだ。

 

沿岸の街ケップも同様の傾向を見せており、州当局によると、31日のホテルはいずれも満室だという。正月期間中にはコンサートやボートレースなどのイベントが開催予定で、前年比30%増の人出を見込んでいる。

 

カンボジア旅行業協会のキム・アン会長は「ローカル旅行客の増加はカンボジア人の生活水準の上昇によるものであり、経済にも好影響を及ぼす」と話した。


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