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賃貸・住居探し

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カンボジア暮らしへの第一歩。安心、充実したカンボジア生活を送るためには住居探しはとても重要となってくる。自分の目で直接見て、慎重に選ぼう。

Contents

  • 住居の探し方
  • 住居タイプ
  • 各設備・別途料金
  • 契約・入居
  • 引っ越しをする
  • ビジネス向け賃貸不動産

住居の探し方

サービスアパートメントや一戸建てだと、ウェブ上で探せる場合が多いが、それ以外となると情報は乏しくなる。一戸建てのレンタルや購入は不動産会社を仲介させることが一般的だが、低価格のアパートメントとなると自らの足で探すことが多い。知人の紹介や、町を歩いて見つけるもよし。また、空き部屋がある場合は電話番号が書かれた紙が貼られていることが多いので意識して探してみよう。

住居タイプ

タイプは様々あり、予算や目的に合わせて選ぼう。一般に、外国人向けとカンボジア人向けと分かれている場合も多い。カンボジアならではのローカル向け住居から日本同等もしくはそれ以上の暮らしができるサービスアパートメントまで幅広い。どちらにしても立地やセキュリティ、オーナーや近所の住民の人柄などが見極めのポイントとなるであろう。外国人であるがゆえに、トラブルに巻き込まれやすい場合もある。安全面にも気を遣いたい。

アパートメント

建物及び敷地全体をオーナー自身もしくは家族で管理していることが多い。外国人だけに貸しだしている物件、外国人及び現地人と共同で貸し出している物件があるが、前者のほうが安全性は高い。1カ月から契約を受け入れているところもあり、気軽に入居できる。また、ゲストハウスではアパートメントサービスを提供しているところもあるが、不特定多数の人が出入りするので、セキュリティは若干弱くなる。1室借りる場合の相場はプノンペンで月額約100~300US$、シェムリアップで50~250US$。エアコン設備やキッチンの有無、建築年数、立地などにより異なる。

プテアロベーン(フラット/タウンハウス)

一般的にカンボジアに多い複合商業向け物件(間口5m、奥行き8~20m程度)の上階部、もしくはまるごと縦一棟を貸し出ししている物件。通常一階部は商業施設になるため値段は高いが、上階部になればなるほど安くなる。ニュータウンと称される建築ラッシュも相次いでいる。相場は400~500US$/月からが目安。

コンドミニアム

分譲アパート・マンション。部屋ごとにオーナーが違い、一棟を複数で管理している物件。キッチン、リビング、寝室があり、家具、什器類がそろっているケースが多い。相場は800~3000US$程度となる。

サービスアパートメント

ホテルやアパートに、セキュリティ、清掃、洗濯(通常は別料金)などのサービスをつけたもの。家具等は通常揃っている場合が多いが、入居前にチェック。相場は600US$くらいから数倍するものまで様々。

ヴィラ・一戸建て住居

家族連れなら一戸建て住居も選択肢の一つ。友人と同居をする在住外国人も多い。一戸建てなら、ペットを飼うことも可能だが、問題はセキュリティ。外国人在住者は目立つため、外出中や家族旅行中に泥棒に狙われやすく、防犯対策が必要と言える。家賃は安いところだと400~500US$くらいからが相場となる。プノンペンの場合、高額なところでは、セキュリティを通さないと立ち入り出来ない住宅エリアもあり、予算が許すなら検討したい。

短期滞在者向けサービス

1カ月程度の滞在の場合は、ホテル兼サービスアパートメントやゲストハウスという手もある。部屋が空いていれば即日から入室可能で、数週間もしくは1カ月料金プランを設けているところが多い。値段は直接問い合わせ、交渉してみよう。

各設備・別途料金

家具などはサービスアパートメントなどでは入居前に設置されていたり、各設備が既に家賃に含まれている場合もあるが、ここでは一般に必要となるであろう設備を挙げる。詳細は各物件に問い合わせよう。

家具、電化製品

通常、ベッドや棚くらいまでは設置されているが、テーブルや好みの家具が欲しい場合は、家具屋かマーケットへ、炊飯器や冷蔵庫などは電器屋へ行って調達しよう。

電話、インターネット、ケーブルテレビ

追加料金で使用できるアパートもあるが、ついていない場合は自己負担で回線を引くことになる。NHKなどが見られるケーブルテレビを受信する場合、家賃に含まれていることもあるが通常、受信料として月額5~10US$程度の料金が発生する。

光熱費、水道、ガス代金

一般に光熱費、水道代金は日本同様に必要となり、メーター制。物件の規模や地域により請求金額は異なる。ガスボンベは希望すれば設置してもらえるが、短期滞在者にはカセットコンロを選ぶ人も少なくはない。

ごみ処理代

ごみを処理してもらうのにも別料金が発生する。一般的なゴミ回収費は月額10000リエルほど。

共益費

他の利用者と共同に使用する共有空間(キッチンなど)がある場合、共益費も発生する。

前金、修理費

外国人が住む大半の物件は、1~3カ月分の前金が必要となる。日本の敷金にあたるものから、退室時に返却してくれる物件もある。また、賃貸の一部を破損したならば当然、修理費を負担しなければならない。どちらにしても、部屋はきれいに使うよう心がけたい。

契約・入居

納得が行く物件が見つかったなら、いよいよ契約を交わし、入居することとなる。パスポートと前金が必要となるところが大半なので用意しておこう。大体の契約書はクメール語となり、第三者・証人のサインを要することもあるので、知人のカンボジア人に同伴してもらうとスムーズにことが進む。また、契約書がない物件もあるが、 オーナーが拒否する場合は無理は言わないように。

引越しをする

海外の輸送・引越しサービスを除くと、カンボジアにはローカルの引越し業者がいない。もし国内で引越しするのであれば、ドライバーを時間単位で雇い、自動車やトゥクトゥクで地道に運ぶか、日本や海外の引っ越しサービスを利用することになる。

日本の引っ越し業者

日本通運カンボジア Tel:+855-(0)23-424-867 



契約変更・解除をする

別途契約更新・解除をする場合は、最低1カ月前までにはオーナーに報告する必要がある。

ビジネス向け賃貸不動産

通常不動産会社にて賃貸向け不動産リストが準備されており、情報はウェブサイト、もしくは店頭で更新されている。ただし、日本のように間取り等は公表されないため、気になる物件がある場合は不動産会社に直接電話やメールで連絡をとり、実際に足を運んで物件を見る必要がある。なお、賃貸期間の変更は可能だが、通常、賃貸向け不動産所有者は最低6カ月間の賃貸提供を好む。


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