【日本】日本の運送業界、労働力不足解決へカンボジア人ドライバー受け入れ拡大
深刻な労働力不足に直面している日本の物流業界が、カンボジア人ドライバーの受け入れ拡大に乗り出している。
日本では2024年4月から始まったトラック運転手の残業時間規制により、いわゆる「2024年問題」が顕在化。 2023年時点でトラック運転手の約半数が50歳以上で、経験豊富なドライバーの大量退職により人手不足が加速している。
アサヒロジスティクス人材本部採用育成グループの井上健グループ長は「労働力不足は業界全体の大きな課題。当社では採用活動の強化や働き方の見直しなど、様々な対策を講じている」と語る。同社は現在2800人のドライバーを雇用している。
政府機関と物流業界の調査によると、2030年までに全体の30%の荷物輸送が困難になる見通しだ。
外国人ドライバー支援機構の小林良介社長は、カンボジアの道路交通法が日本政府の支援で整備され「日本式の交通インフラ」を持つことから、カンボジア人ドライバーの訓練や免許取得が容易だと指摘。 同氏は既にプノンペンで自動車教習所を運営しており、訓練と採用の促進を図っている。
日本政府は「特定技能」の対象範囲拡大を進めており、昨年にはカンボジアと宮城県が労働協力覚書を締結。 両国の包括的戦略パートナーシップ強化を目指している。
（写真はKhmer Timesより）
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記事全文：Khmer Timesより
記事リンク：https://www.khmertimeskh.com/501758926/japan-seeks-more-cambodian-drivers-to-fix-labour-shortage/
参考リンク：https://news.yahoo.co.jp/articles/092a21030f999264da694aa14cf2882926238694
