砂糖業者の土地横領にペプシコ社が意見
大手飲料会社ペプシコは砂糖供給業者による土地の横領に対し、断固とした措置を取ることを約束した。
国際NGOオックスファムは昨年、カンボジア国内でコカコーラ社やペプシコ社に砂糖を供給するため土地の横領、住民の強制退去が行われていると指摘。オックスファムは世界有数の食品・飲料会社に、貧困国の供給業者が持つ倫理規範を改善するよう呼びかけてきた。その指摘への返答としてペプシコ社は火曜日、ウェヴサイトに声明を掲載した。
コカコーラはすでに、オックスファムへの返答として同様の誓約し現地視察を行っている。
開発団体のエクイタブル・カンボジアのEang Vuthy代表は、ペプシがコカコーラに続いて現状調査のため地方を訪問して欲しい、と話した。また「コカコーラ社やペプシのような大きな会社が、砂糖確保のための土地の収奪をなくすため、このような誓約をすることは大変重要だ。大手企業は環境や人権侵害に関与してないと明らかにするため評価を必要とするからだ」と付け加えた。