【カンボジア】CMAC所長、地雷除去への日本の継続支援を要請
カンボジア地雷対策センター(CMAC)のヘン・ラタナ所長は12日、プノンペンのCMAC本部で国際協力機構(JICA)の田中明彦理事長と会談し、人道的地雷除去活動における協力深化について協議した。
ラタナ所長は会談で、カンボジアの戦争の歴史、地雷と不発弾が引き続き及ぼす脅威、除去作業の進捗状況について説明した。また、日本の支援による南南協力プロジェクトを通じて、CMACが地雷除去の専門知識を他の被災国と共有していることを強調した。
所長は「オタワ条約の延長期間である2030年まで、今後5年間にわたり、カンボジアの地雷除去活動への支援継続をJICAを通じて日本政府に要請したい」と述べた。過去27年間、CMACはJICAの継続的な支援により、50台以上の重機を含む各種地雷除去機材の提供を受け、目覚ましい進展を遂げてきたと説明した。
田中理事長はCMACの取り組みに深い感謝を示し、同組織をカンボジアの地雷除去分野における主要機関として評価した。
(写真はKhmer Timesより)
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記事全文:Khmer Timesより



