【プノンペン】エア・カンボジア、10月から福州経由で日本路線開設
カンボジアの国営航空会社エア・カンボジア(K6)は、10月から日本への新路線を開設すると発表した。プノンペンと日本の2都市を中国・福州経由で結ぶもので、プノンペン-福州-東京(成田)路線が2025年10月に、プノンペン-福州-関西路線が2026年3月に就航予定。両路線とも第五の自由交通権を活用し、福州での乗客・貨物の積み降ろしが可能となる。
同社のザン・デイビッド副会長兼CEOは、大阪・関西万博2025のカンボジアパビリオンで新路線を発表し、「これらの路線はカンボジア、中国、日本の間に新たな経済的結びつきを築き、観光客の移動を大幅に促進する」と述べた。機内では特別なクメール文化体験も提供する予定。
新路線は9月に開港予定の新プノンペン空港(テチョ国際空港)を拠点とする。カンボジア民間航空庁のシン・チャンセレイ・ブッタ事務次官は「両国を結ぶ新路線は観光促進と貿易・投資活性化に重要な意味を持つ」と評価した。
カンボジアの2025年上半期の国際線旅客数は342万人で、前年同期比16%増を記録している。
(写真:Khmer Timesより)
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記事全文:Khmer Timesより



