物流分野における改善点
世界銀行の調査によると、カンボジアの貿易の円滑性は世界的に見れば改善傾向にあるが、近隣国との差は歴然である。
2012年の国際物流の効率性指数(LPI)では、101位であったカンボジアが2014年は83位であった。輸出入、運送について大幅な改善が見られる。
しかしカンボジア開発政策研究所の指摘では、カンボジアは近隣国の中ではラオスとミャンマーよりも上位であるに過ぎない。
近隣国も含めた国境付近での、賄賂の不正授受による延滞解消が2015年の「ASEAN経済共同体」実現に向けた、カンボジアの大きな課題である。