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感動!アンコールワット 中心塔に太陽が昇る日

秋分と春分、そしてその前後わずか数日だけに見られるこの光景。

昼夜の長さがほぼ等しくなるこの日の早朝、西参道の中心に立ち、中央塔を望むと、塔の真後ろから昇る太陽が鑑賞できる。
当時の技術者は天体の動きを見事に取り入れ建造しているのである。

寺院創設者はスーリヤバルマン2世、スーリヤとは太陽を意味する。

遺跡の多くが東向きなのに対し、この寺院は西向きに建造されている。
しかし、西向きとは死、つまりは墓を意味しているとされ、太陽神であるヴィシュヌ神を祀ると同時に、王自身がここを己の墓場とし、神と一体になるための特別な場所だったのではないかと考えられる。

編集部より一言

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