カンボジアクロマーマガジン4号
淡水魚はクメールのカルチャーだ
国民一人当たりの淡水魚の漁獲高と消費量が、世界トップクラスのカンボジア。同国の面積は全世界の陸地面積のわずか0.12%に過ぎないが、大河メコンと東南アジア最大の湖トンレサップを有する国土には、世界の淡水魚1万3000種のうち3%にあたるおよそ500種が生息している。
栄華を極めたアンコール王朝よりずっと前の時代から、クメール人たちはこれら淡水魚を大いに食し、数々の調理法や料理を生み出してきた。現代においてもクメール人の摂取するたんぱく質の6割が淡水魚で賄われ、これらは彼らの肉体となり、また彼らのスピリットとなっている。
今号の特集では、そんな同国の淡水魚食文化にフォーカス。カンボジアに来たら淡水魚を食べないなんてソンソン。ようこそ、淡水魚の王国へ!
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