ホーム 新マガジン記事 住めばカンボジア: 【住めばカンボジア】石川勝義

カンボジアクロマーマガジンREP5号

■カンボジアに初めてきたのはいつですか?

2011年に観光で来たのが最初で、その後もカンボジアに魅了され、観光で年に数回は滞在しました。

■実際に住みだしたのはいつでしょうか?

2016年の12月にプノンペンに移住いたしました。同時にわんこのポメラニアンを購入しました。 プノンペンに8年半居住して、2024年6月からシェムリアップに移住いたしました。

■どうしてカンボジアで働くことになったのですか?

以前はタイの日系企業に6年間、勤務しておりましたが、タイは急速に発展してインフラはほとんど東京と変わらないようになり、東南アジアの独特な雰囲気が薄れてしまいました。そこで、カンボジアで働きながら生活がしたいと考えて決断いたしました。

■今の仕事はどういったお仕事ですか?

現在はシェムリアップにある5つ星リゾートホテルでレジデントマネージャー兼セールスマネージャーとして勤務しております。まだ開業したばかりのリゾートホテルですが、日本人のお客様をはじめ、欧米系やオーストラリア、韓国等々からのお客様が大勢ご宿泊いただいております。

ツーリズムEXPOジャパン2024出展の様子 (東京ビッグサイト)

■前はどんな仕事、何をしていましたか?

プノンペンにある日系のビルメンテナンス会社の現地法人責任者をしておりました。ほとんどのお客様はプノンペン市内でした。300人近い従業員を現場に配置させて日本の品質維持に努めました。スタッフも経験を積み、指導の甲斐があって優秀な人材が増えました。

■どうしてそれをやろうと思ったのですか?

前職を定年退職することとなり、以前からの知り合いである現職のホテルオーナーに相談したところ是非にもとのことで決断いたしました。

■今の仕事での楽しいことは何ですか?

新規開業のリゾートホテルということもあり、全てが1からスタート出来ると考えておりましたので、経験を生かしてホテルの館内設備管理やハウスキーピング業務はもちろん、ご滞在のお客様へのおもてなし、日本の旅行会社さんや個人のお客様への営業活動等々、出来ることは何でも自由にやらせてもらえる勤務環境にあり、とてもやりがいのある仕事をしております。

特にご滞在のお客様との会話はとても楽しく、チェックアウトの際に素晴らしいリゾートホテルでしたとのお言葉をいただけるのが一番嬉しいです。

■今の仕事での苦労話などあれば。

習慣の異なる多国籍のお客様がご滞在されますので、それぞれのお客様がご満足されるおもてなしを全てのスタッフに共有しております。

■今後の展開は何ですか?

まだ開業したばかりのリゾートホテルですので、もっともっと多くの日本人観光客にご宿泊いただくよう営業努力を続けていきます。

現在、我が家のワン子は、ポメラニアン2頭とシベリアンハスキー1頭の3頭に増えました。来年はベビーを誕生させようと準備中です。犬屋敷になってしまいますので、さすがにホテル内には住めそうにありませんので、外部にもう1部屋を借ります。

■旅人に向けてメッセージをお願いします。

カンボジアはまだまだ開発途上です。日本の40~50年前の風景を見ているような感覚になることがありますが、それが嬉しく感じます。これからどんどん発展していく姿を観れることは日本の発展した姿を顧みることが出来ますし反省も出来ますし、本来の家族のあり方や他人を思いやる気持ちを思い出させてくれます。

シェムリアップには観光客があまり訪れない静かな遺跡や北部には断崖絶壁の景観を体験出来るスポットもありますので、弊館をご予約されたお客様には事前に情報をご案内いたしております。

シェムリアップには見所が多くあります。 (戦争博物館)

お名前:石川 勝義(ISHIKAWA KATSUYOSHI)

ホテルマネージメント

職場:Angkor Grace Wellness Resort

出身:東京都

年齢:63歳

趣 味 : 居合道、茶道、犬の世話

座右の銘 : 一陽来復

メールアドレス:ishikawa@angkorgrace.com


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