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カンボジアクロマーマガジンREP3号

SDGsを体感 シェムリアップの学びの旅

[写真・文]

 

SDGsを体感 シェムリアップの学びの旅

「アンコールワットは凄かった!」「子供たちの目がキラキラしていた~」「思ったより発展していた」。ただ目に映っただけの感想。表面を見ただけその国を知っているつもりにならないで、もう一歩深く学んでいく。その国の歴史や文化、そして現状をきちんと見て、知って、感じよう。


 

アキラ地雷博物館 Cambodia Landmine Museum

【団体活動紹介】1997年、元少年兵で実際に地雷を埋めていたアキラ氏自身が地雷除去を開始し、その地雷を集めた小さな博物館を建設。そこでは地雷により手足を失った子供たちが一緒に生活していた。現在は郊外の村に引越しし、地雷撤去活動と教育支援などを行っている。
【ツアー行程など】月、火、木、金の9:00から15:00まではガイドツアーもあり、館内パネルにて地雷に関する話や地雷撤去の状況、実際に撤去された地雷などの話が聞ける。バンテアイスレイ寺院手前5㎞地点。

 


 

身体リハビリテーションセンター Persons With Disabilities Foundation Center

【団体活動紹介】カンボジア政府によって運営されている施設兼病院。地雷被害者や生まれつきハンディキャップを背負っている方に対し、事前にカウンセリングして受け入れを判断する。入院費や製作費等全て無償で提供。館内には英語資料もあり、現実を自分の目で見られる。
【ツアー行程など】孤児院・ハンディキャップセンター・フレンズウィズアウトボーダー訪問
カンボジアには数十万人の孤児と数万人の地雷、内戦時、交通事故、病気等による被害者がいる。どのように生活し、どのように過ごしているか見て感じられる。

 

西洋人旅行者からの評価も高いダンスディナーレストラン。
音響、ライト、スモークなどの演出が素晴らしい。セットメニュー。

 


 

クメール伝統織物研究所/伝統の森 IKTT

【団体活動紹介】『作り手が幸せに暮らせる環境を作ることが今の私の仕事でもある。』という故・森本氏により設立。カンボジアにおける伝統的なテキスタイル(布地)の保存と振興が目的。カンボジアの伝統的な織物技術や染色技術を維持し、地元の女性たちに雇用を提供することを通じて、文化の継承と経済的自立の促進を目指している。

【ツアー行程など】IKTT(クメール伝統織物研究所)と「伝統の森」を訪問し、カンボジアのシルクの製造過程(紡ぎ、機織りなど)を見ることができる。
※ご希望の方は追加でシルクハンカチへの染色体験も有り(お持ち帰り可能)

 


 

アンコール野生動物保護センター ACCB

【団体活動紹介】2000年初期より活動開始。クーレン山の一部であるクバールスピアンに2004年より野生動物を保護施設兼管理所の建設し、傷ついた野生動物の保護と治療、地域に住む住人たちへの動物保護の呼びかけや啓蒙活動、子供たちへの自然、環境への意識向上教育などを行っている。

【ツアー行程など】所定の時間にクバールスピアンにあるセンターに集合。専門家と共にセンター内に保護されている動物を見学し、その説明(英語)を楽しむ。また、カンボジアの抱える野生動物保護問題が学べる。

 


 

クナーポー村で農村滞在  Khnar Po homestay

【団体活動紹介】シェムリアップの東、田んぼと緑の野原に囲まれたクナー・ポー。村には99の家があり、2013年にコミュニティベースの観光地として設立された。クナール・ポーを訪れることを選択することで、地元の人々や彼らのコミュニティ全体を直接支援することになる。

【ツアー行程など】カンボジア式のほうき作り体験や、昔ながらの精米体験、マングローブ林、穴場の遺跡まで内容は盛りだくさん!
何より、農村ののどかな雰囲気と、村の人たちの暖かさに触れられること間違いなし。カンボジアの原風景を体感できる。
■所要時間  1日または1泊2日

 


 

コムルー村見学 KMT CAMBODIA

【団体活動紹介】シェムリアップ市内から車で30分程の距離に位置する、約200世帯規模のコムルー村。
村全体での自走を目指した活動支援を行っており、村人の雇用創出・収益還元出来るシステム作りを目指し、1dayツアーや保育園、日本語教室などを運営している。

【ツアー行程など】1DAYツアーでは、市場で買い物、村散策、保育園見学、昼食、村人と交流体験ができる。リクエストに応じて、内容や時間の調整可能。現地の自走を目指した“自給自足”の仕組み作りに触れゆったりとした村の雰囲気も味わえる。

 


 

サラスースーコミュニティファクトリー SALASUSU

【団体活動紹介】町から片道50分程の距離にある工房。午前は、農村のカンボジア人女性の自立・就業支援としてお土産を製作。午後からは、村の子供たちや従業員たちの学校になる。年齢関係なく、グループに課題を出してそれぞれのペースで学ぶ様子が見られる。

【ツアー行程など】平日午前の工房、午後は学校見学可能。活動紹介や工房見学が出来るベーシックプランをはじめ、他にも幾つかプランがあり、給食試食体験や農村の家庭訪問もできる。国際理解や支援活動の一環としても重要な経験が出来る。

 


 

バナナペーパー工房見学  KUMAE

【団体活動紹介】ゴミ山で生計を立てている人たちの仕事の選択肢を広げるために、様々な事業を通して生活・教育水準の向上を目指して活動。ツアー、胡椒とコウロギの養殖などを運営。工房は、市内から30分程に位置しゴミ山のあるエリアにある。

【ツアー行程など】日程は要相談。基本月~土(日曜:工房休み)
資料説明⇒工房で作業工程を見学⇒ものづくり体験として作業工程の一部をお手伝い。ごみ山の外からの見学可。他にも命を食べるツアー、ライフストーリーツアーがある。


アフターコロナの夜のエンターテイメント事情、コロナ前と較べると、パブストリートやホテル内でのライブミュージックバンドが楽しめる店の再開はまだまだ少なく、本格回復とは言い難い状況です。とは言え、少しずつですが活気は戻ってきてますので、時間があれば足を運んでみましょう。


今回紹介した施設以外でも、主な4~5星ホテル内や他のショーレストランでもアプラスダンスディナーショーは開催されています。また、パブストリートやホテル内バーでは在住アーティストによるライブバンドなどが定期的に開催されているので、ご興味ある方は、インターネットやフェイスブック”Siem Reap Live Music”等で検索してみてください。各種ツアー手配はこちらから。

 


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