ホーム 新マガジン記事 住めばカンボジア: 【住めばカンボジア】上原弥生

カンボジアクロマーマガジンREP2号

■カンボジアに初めてきたのはいつですか?

2014年11月です。

■実際に住みだしたのはいつでしょうか?

2014年11月。初めて来た時からです。

■どうしてカンボジアで働くことになったのですか?

スパクメールの立ち上げのためです。トレーナーとして技術開発と人材教育に携わり、2015年にオープンに至りました。その後、スパとクル・クメールというカンボジアのオーガニック・プロダクトを取り扱うお店の運営に携わることになりました。。

■今の仕事はどういったお仕事ですか?

今は、クルクメールボタニカル社が運営する4店舗の管理を行っています。オールドマーケットのクルクメールはカンボジアのオーガニックハーブを使用したアロマ製品のお土産店です。それらの製品を製造する工房が市内にあります。スパクメールは、カンボジア伝統療法と共同開発したカンボジアハーブを使ったトリートメントを行う一軒家スパです。昨年オープンしたザ・センスは、セラピストが全員、視覚障がい者のマッサージ店です。

セラピストは、視覚障がい者。 毎日が気づき連続です。 [ザ・センス]

■前はどんな仕事、何をしていましたか?

化粧品メーカーで営業、インストラクターの仕事をしていました。国内外のスパの立ち上げや運営、メニュー開発、セラピストの人材育成などを主に行っていました。

■どうしてそれをやろうと思ったのですか?

いつか東南アジアにスパをオープンしたいという夢があり、その頃にスパクメールの募集を見つけました。クルクメールの代表との出会いがきっかけです。

■今の仕事での楽しいことは何ですか?

カンボジアに来て10年。楽しいと思うことは毎年少しずつ変わります。緩やかに変化する社会や人々を見ることも楽しいですが、身近なスタッフの成長を感じる時が一番嬉しいです。貧困層や聴覚・視覚障がい者の雇用を積極的に行っているため、さまざまなバックグラウンドを持つ人達と一緒に働いています。

例えば、スパクメールの立ち上げ時、セラピストのほとんどは読み書きができない子や小学校ドロップアウトの子たちでした。彼らが時間をかけて成長し、お客様から高評価を受けるようになったときは、感動します。

今は視覚障がい者と毎日を過ごしていますが、実際の能力やスキルは、訓練を重ねると私たちと変わらないことが多く、知らないからこそ勝手に感じていた障がい者に対する差別的な偏見がなくなります。たくさんの気づきが自分自身の視野を広げるきっかけにもなっています。

■今の仕事での苦労話などあれば。

昔は苦労だと思っていたことも、数年経てば全部笑い話になっています。今は、スタッフがとても優秀でありがたいです。プライベートの子育ての苦労話ならいくらでも語れますが・・・

■今後の展開は何ですか?

仕事は、全店舗コロナ前の売上に戻すことです。プライベートでは、2023年11月にカンボジアに戻ってきたばかりで、家事と子育てに追われてあっという間に時間が過ぎ去ってしまう毎日です。家族や友人たちとの時間を大切に過ごしていきたいです。

読み書きも難しい村の女性に技術を教えながら事業を立ち上げた。[スパ・クメール]

 

お名前:上原弥生(UEHARA YAYOI)

クルクメールボタニカル
ゼネラルマネージャー
クルクメール、工房、スパクメール、ザ・センス

出身:佐賀県

年齢:43歳

趣 味 : 海外旅行、カフェ巡り

座右の銘 : 人生は一度きり

TEL:012 521 896

Mail:yayoi@spakhmer.com

趣 味 : 海外旅行、カフェ巡り

座右の銘 : 人生は一度きり

クルクメールボタニカル
WEB:https://krukhmer.com/
FB:krukhmer

スパクメール
WEB:https://spakhmer.com/
Instagram:spa_khmer/?hl=ja

ザ・センス- ブラインドマッサージ-
WEB:https://thesenses.asia/
FB:thesensescambodia


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