まだ見ぬカンボジアに出会う小旅行へ―現地発カルチャー&旅行情報誌「クロマーマガジン」

プノンペン×東京
～プノンペン在住東京人が勝手に考えた～
ここどこマップ

プノンペン在住東京人が勝手に認定。東京で言うと、この場所は…、そんな地図です。

スオスダーイ、プノンペン在住歴＊＊年の青野です。

先日「プノンペン大東京まつり」と称した東京都出身者の会を開催。東京都出身者が集まり、プノンペンのそれぞれのエリアは東京でいうところのどこになるか？を無理やり当てはめ、「プノンペン東京マップ」を勝手に作成しました。飲みの席での独断と偏見で作られたこのエリアマップ、日本から訪れる東京を知る方にプノンペンを説明する際への参考として、是非ご利用ください。

注：あくまで雑談用ネタマップとなるため、何があっても責任はとれません。

エリア別

▶ ダイアモンドアイランド　　お台場

埋立地という点、大規模なイベントが開催できるコンベンションセンターがある点（国際展示場）、夜にライトアップされたNorea Bridgeがまるでレインボーブリッジのようだという点が決め手となり、プノンペンのお台場となりました。

ちなみに皆で議論している際は誰も気づかなかったのですが、ダイヤモンドアイランドへ渡る一番南側に位置する橋はクメール語で本当にレインボーブリッジ(ស្ពានឥន្ទធនូ：虹橋)という名前のようです。

▶ トゥールトンポン　　吉祥寺

下北沢という意見もありましたが、毛沢東通りを挟んで南側の地域は都下（東京23区外）ということで武蔵野市に位置する吉祥寺が採用されました。

中心部（BKKエリア）からは少し離れていますが利便性が高く、飲食店やおしゃれな雑貨屋さん等が充実しており賃料も比較的安く、住みたい街ランキングで上位に来る吉祥寺と共通点がたくさんあります。
ちなみに井の頭公園はありません。

▶ トゥールコーク（北のほう）　　田園調布

同心円状に区画整備されているのでプノンペンの田園調布はトゥールコークに決定しました！東京でいうと大田区の端っこの方です。

西東京エリア出身の私は、田園調布は神奈川県だと勝手に思っていましたが、多摩川を超えていなかったのでぎりぎり東京23区内でした。

▶トゥールコーク（南のほう）　　文京区

トゥールコークの南側には多くの大学が集まっているため、この地域は必然的に文京区です。

プノンペンの東大こと王立プノンペン大学もこの地域にあります。学生が多いので大学近くのカフェは若者で埋め尽くされています。

▶ BKK2　　飯田橋

山手線の内側で中心部だけれど特にこれといった特徴的なものがない小さなエリアということでBKK2は飯田橋です。

▶ BKK3　　中野

こちらも中心部へのアクセスはしやすいけれど特に何もない住宅街エリアということでBKK3は中野です。

▶ チュロイチャンバーの北のほう　　錦糸町

地元の人がいくディープな飲み屋や女性の店が多く、知る人ぞ知るディープスポットだそう。
私はまだ足を踏み入れたことがありません。

▶ ストゥンミエンチェイ　　町田

南西部に発展した新興住宅街ということでストンミンチェイは町田に選ばれました。
町田なので東京じゃなくてほぼ神奈川ですね。

▶センソック　　立川

ららぽーと（AEON2？）もIKEA（MAKRO?）もなんでもあるので都心に出なくても生活が完結する！ということでプノンペンの立川に。

昭和記念公園のような広大な土地（ただの空き地）も広がっています。

施設別

▶独立記念塔　　　東京タワー

プノンペンの代表的なランドマークと言えば独立記念塔です。夜のライトアップがきれいです。ちなみに高さは37m、東京タワーの1/10程度しかなく、塔に登ったりすることはできません。

▶ ワットプノン　　　浅草寺

プノンペンの名前の起源となったと言われるワットプノンは、プノンペンで一番有名なお寺なので浅草寺です。プノンとは山のことですが、その名の通りワットプノンは小高い丘のようなところにあります。

残念ながら仲見世のような土産物屋さんは近くには無いですが、地元の人はもちろん、多くの観光客が訪れるスポットの一つです。

▶プノンペン駅　　　東京駅

ほぼ電車の走っていないプノンペン唯一の駅の駅舎はフランス植民地時代に建設され、ランドマークの一つとなっています。

東京駅は日本で一日平均の乗降人数が第3位(34万人以上)の駅らしいですが、プノンペンでは、主要都市間を結ぶ電車が1日1本しかないような状況、もしプノンペンで走行中の電車を見ることができたらラッキーです。

▶王宮　　皇居

王様のお住まいということで、王宮は皇居です。カンボジアの王宮の周りにお堀はありませんが、トンレサップ川が近くを流れています。

王宮近くの川沿いでは早朝に多くのランナーを目にすることができます。

▶オルセー市場　　　アメ横

ここに行けばなんでも手に入る、ということで見事アメ横の地位を獲得したのは数ある市場の中でもカオス度高めのオルセー市場です。

4階建ての立派な建物で、食材から日用品、家電、衣料品までこのマーケットで手に入らないものはほとんどないのではないでしょうか？カンボジアのごちゃごちゃ感を楽しみたい観光客にもおすすめのスポットです。

▶セントラルマーケット　　　築地市場

建物もきれいで区画が十字に整備されており、カンボジア初心者にも自信を持ってお勧めできるマーケットと言えばセントラルマーケットでしょう。

皆が知っている市場ということで築地市場に選ばれました。フランス植民地時代にフランス人の建築家によって設計されたドーム型のデザインが特徴的です。

▶エデンガーデン周辺　　　汐留

沼地を埋め立てて造られたという点から、汐留はエデンガーデン周辺のプノンペンシティーセンターの辺りです。まだ開発されて間もないこの地域は道幅も広く、これから発展を遂げていく気がします。

▶オリンピックスタジアム　　駒沢公園

皆さんお察しの通り、選定理由は駒沢公園の正式名称が駒沢オリンピック公園だからですね。

トラック競技場や武道場などいくつもの運動施設があり、スタジアム内をランニングしている人がいるのも駒沢公園に酷似しています。

駒沢公園は1964年に開催された東京オリンピックの第二会場の跡地ですが、カンボジアがオリンピックの開催都市に選ばれたことはまだありません。

▶ワタナックタワー　　丸の内ビル

六本木ヒルズ森タワーという意見もありましたが、東京駅の目の前に位置しているということでワタナックタワーは丸の内ビルになりました。

近くに銀行の本社が多いことも丸の内に似ていますね。

▶王宮の近くのトンレサップ川　　目黒川

王宮（皇居）の近くを流れるトンレサップ川は目黒川です。（隅田川と同じ川ですが。）

目黒川は皇居の近くを流れていませんが、あくまでイメージです。桜祭りはありませんが、水祭りの時期はボートレースが行われるので多くの人で川沿いが埋め尽くされます。

通り別

▶St.240　　　代官山

おしゃれな雑貨屋さんなどが多く集まるSt.240は代官山です。

プノンペンに来てからしばらくは街で買い物をしても購買意欲が沸くことが少なかったのですが、初めてこの通りを訪れた際、おしゃれなお店がたくさんあって感動しました。センスの良いお土産を探すのにもちょうどよいです。

▶ リバーサイド沿い St.136 　　　新宿歌舞伎町

夜の歓楽街はやはりリバーサイド。中でもSt.136がプノンペンの歌舞伎町だそうです（私はよく知りませんが）。

プノンペンでナイトライフを満喫したい方は是非足を運んでみてください。

▶バサックレーン　　　新宿ゴールデン街

飲み屋がひしめき合うバサックレーンはプノンペンの新宿ゴールデン街です。

とても魅力的なバーや飲食店がたくさんあり、夜遅くまで（明け方まで？）連日賑わっています。

▶ シハヌーク通り　　　国道246号

比較的道幅が大きめの通りということでシハヌーク通りは246です。

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他にも、在住者なら気づいている、「ここって、＊＊じゃない！？」って場所、施設、ちょっと違うんじゃない？など、いろいろあるかと思いますが、飲みの場の席での勝手な当てはめなのでお許しください。

そんな「東京042の会」、東京人の交流の場でもあり、こんなどうでもいいことに本気で取り組む会です。定期的に開催してますのでご興味ある方、是非ご連絡、参加くださいませ。