ホーム 新マガジン記事 わたしのロングステイストーリー: 【わたしのロングステイストーリー】間々田 和彦

カンボジアクロマーマガジンPP6号

 

■カンボジアに初めてきたのはいつでしょうか?

2009年12月で、実際に住み始めたのは2016年9月からです。

■ロングステイをすることになったきっかけは?

初めて訪問して以来、この地で、自分の経験を元にした活動ができると実感したことと、何よりも2011年にクメール人の友人の紹介でRUPP(王立プノンペン大学)言語学科教員のクメール人と再婚したことです。なお、クメール語を覚えようと思ったものの、カンボジア語の入門書を3冊書いている妻から常に発音をコレクトされるので諦めました。

■カンボジアに来る前の仕事や生活

35年間、筑波大学附属の特別支援学校で平凡な理科教員をしておりました。趣味は実験教室で、延べ500回実施し、カンボジアでもおこないました。2008年に看取った先妻と間に息子が二人いて、大学教員の長男とカンボジアの農業や障害者関係の調査研究を継続しています。

■カンボジアでの日々の生活について教えてください

大学2年生の時にカンボジア留学生と知り合い、カンボジアとの付き合いが始まりました。彼女から色々と聞いておりましたが、この地で生活すると、趣味が「知ること」の私にとって、日々の新しい発見が嬉しいですし、Tシャツ1枚で年中暮らせるのはとても便利です!また、コロナ以降、特にインターネットで時差が2時間の日本との関わりも増え、どこにいてもいろんな繋がりができることを実感しました。

■カンボジアでの活動は?

昨年まではRUPPのIFL日本語学科で教員をしておりました。今は主にカンボジアの肢体不自由者の生活自立センターや知的障害の学校と関わりながら障害者自立へのサポートをおこなっています。この5月から農産加工物の販売を中心とする本格的な自立支援サポート活動の開始となりました。そのほか、カンボジアの教育支援をおこなうNPOの現地責任者、発達障害児への指導、RUPP人文社会科学部の客員講師として日本の研究者との研究調査協力、スタディツアーの講師、カンボジア訪問者のアテンドをしております。

自立支援サポート活動を共に始めるメンバー

■大変だったことや現地でのトラブルは?

昨年(2023年)夏に、人生初めての「ひったくり」にあいました。皆さん、気をつけましょう!

■1カ月の大まかな生活費は?

自宅は持ち家です。家族は妻と娘(9才)との3人で、メイドさんを一人雇っています。車はありませんが、トータルで1200ドルくらいでしょうか?先日、うっかりと電気代が200ドルくらいになってしまって、節電実行中です。

車がないので、玄関の前がちょっと広い我が家

■ロングステイをしてみたいと思う人に向けてのメッセージ

あまり気負わずにお出でになった方が、無理のないロングステイとなると思います。何か仕事(ボランティアであっても)をしなければ、ロングステイになりませんので、自分には今、何ができるかをきっちりと整理されてから、お決めになることをお勧めします。

 

寄稿者の紹介

お名前: 間々田 和彦(Mamada Kazuhiko)

出身:大阪

年齢:来年、古希です

メール:bxs00633@nifty.com

Facebook:Kazuhiko Mamada


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