カンボジアクロマーマガジン39号
チュマール魂のカンボジア日記
最終回
猫（チュマール）ひろし
ソースダイ！
携帯電話で「かんそう」とうつと「完走」が出てくる携帯までランナー仕様になっている猫ひろしです。ついに6月7日東南アジア競技大会にカンボジア代表で出場。過酷な練習に食事制限で絞りに絞られ彫刻のような体に。顔もこけてくると「クスリ疑惑」まで持たれる。馬鹿野郎！白い粉は粉でもアミノ酸だぞコンニャローメ！
さて東南アジアでは、レース一週間前でも平気でコースやスタート時間が変わったりする。今回 もシンガポールに入ってからコースもスタート時間が変更！でも動じななくなった自分。
さて当日、お決まりの「ニャー」。目標設定タイムは2時間30分に設定。ベストが2時間27分だが、暑さも考え落として走る。35キロからタイムを上げ、晴れて『メダル』を首にする予定だった。レース前半単独トップ。その後なんと集団全員でコースを数m間違えるというドリフのコントみたいなことが起こる。だが20キロ手前までは設定タイム通り。しかし甘かった。思った以上に暑く脳がついていかない。途中大雨に見舞われ、摩擦で股ずれ、濡れて足裏に激痛が走る。情けないことに「早く終わってくれ」と考える自分。明らかにメダル圏内でないのは自分でもわかった。ゴールしたものの、自己ベストより14分、トップから7分遅い2時間42分で6位。暑さを考え設定タイムをもっと落としていたらトップと同等に行けたもしれない。悔しくてにゃみだが止まらない…。
カンボジア滞在の皆さんにお送りした日記は実は今回で最終回です。ありがとうございました！でも猫ひろしはこのままじゃ終われにゃい。にゃいにゃいにゃいだ！
オークン！
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