まだ見ぬカンボジアに出会う小旅行へ―現地発カルチャー&旅行情報誌「クロマーマガジン」

素朴な海をのんびり楽しむ

進化を続け、洗練されてきたケップ。その一方で変わらない素朴な良さも残している。大きな木と白いベンチがひたすら並ぶ静かな海岸線。こぢんまりとしたケップビーチ。海を向いて並ぶ東屋。昔からのローカル生活が残るうさぎ島。飾らない場所でのシンプルなくつろぎも、贅沢のひとつなのかもしれない。

 

手つかずのビーチ うさぎ島で暇を過ごす

60年代半ばまで流刑地として使われていたうさぎ島。綺麗な海と豊かな自然が広がる。そのシンプルさが近年観光客を惹きつけている。海辺で読書をしたり、ボーっとしていつの間にか夢の中…。そんな過ごし方がぴったりの小島。島は2時間ほどで一周できる。

うさぎ島への行き方

街中のツアー会社や、ホテル、ゲストハウス等でうさぎ島行きボートのチケットを購入。日帰りなら7US$、宿泊の場合10US$。島までは25分ほどで到着する。

Anna Tours & Travel
バス停付近のツアー会社。ボート乗り場まで無料シャトルバス付のチケットを販売。
Tel : 097-9061644
Email : Annatours10@yahoo.com

 

海を見ながらリラクゼーション

ビーチには東屋を使ったローカルマッサージ屋が点在している。クメールマッサージほか、ココナッツオイルマッサージなども。波の音を聞きながら体も心もリラックスできる。

 

野性味あふれるバンガローステイ

うさぎ島にはバンガローも多くあり、5～20US$程度で宿泊できる。浴室には水がめがあるだけで、電気も18～22時のみ利用可の場合が多いので注意したい。

 

うさぎ島で一番を誇る繁盛店

カム・ヴォッチ・アイ　　Khem Vouch Aiy
船着き場から少し北へ。島内ではめずらしく、満席になる人気レストラン。ボイルエビにコクのあるソースで味付けをしたバゲットサンドは絶品。その他、様々なシーフードが楽しめる。

 

 

ケップ南海岸にはござ敷きのカンボジア式東屋が並ぶエリアがいくつかあり、座れば食事メニューを持ってきてくれる。ハンモックにゆられて静かにくつろごう。

 

 

静かなケップビーチはのんびり歩くのにちょうどいい。海水浴はうさぎ島がメインだが、ここ1年で白い砂浜が整備され泳ぐ人の姿も。女神像付近は地元民の憩いの場になっている。

 

 

昨年開館、カンボジア初の水族館

海洋生物保護団体によって運営される小さな水族館で、開館以来人気を博している。全32ある水槽では、カンボジアの海に生息する鮮やかな熱帯魚やタツノオトシゴなど40種類ほどを見ることができる。入場料は大人3US$、子供1US$。場所はうさぎ島へのボート乗り場からすぐ。

 

ケップ水族館　　　Kep Oceanarium
Add : Rabbit Island Pier
Tel : 016-715444
Web : www.marineconservationcambodia.org
Open : 8:00-18:00 (火休)

 

潮風が心地よいビーチレストラン

南海岸の静かな場所に佇むオーシャンビューレストラン。ビーチ上の天蓋つきの席、東屋風の席など開放感抜群。さわやかな潮風を受けながら、幅広いシーフード料理が味わえる。エビを使った餃子など各種タパスも充実しており、目の前に広がるビーチで遊びながら食事を楽しめる。

 

ブリーズ　　　Breezes
Add : Road 33A
Tel : 097-7243324
Facebook : Breezes
Open : 9:00-22:30

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