過去のマガジン記事|アンコールワット
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アンコール最強の王を写す
回廊にあるスーリヤヴァルマン二世の浮き彫り バラモンが唱える呪文によってアンコールワットにヴィシュヌ神が降臨したのは12世紀のことだ。大きな濠と頑丈な石積みの回廊を巡らしたアンコールワットは、厳重に俗界を
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バイヨンの浮き彫りを写す
荒々しく風化した岩山のようなバイヨン。静的で端正な姿のアンコールワット。アンコール遺跡を代表するこの二つの神殿、雰囲気はぜんぜん違っていても、回廊を飾る浮き彫りの美しさは群を抜いている。あえていうならわたしはバイヨンの浮
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続・バイヨンの浮き彫りを写す
[左]魚の腹に子供がいる [右]手の上に乗るサティヤヴァティー これを見つけたときは「ぬっぬっ!」となった。バイヨンでは奇妙な浮彫りをいくつも目にしていたが、魚の腹に子供の入った図像は別格だった。川で遊ん
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アンコールワットのガルーダを写す
アンコール時代には、王をヒンドゥー教の神の化身とみなす思想があった。アンコールワットの建立者として有名なスーリヤヴァルマン(2世)の場合には、ヴィシュヌの化身とみなされた。じつはアンコールの宮廷には特殊な呪文(マントラ)
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