カンボジア人アーティスト、グランプリを受賞
19日、シンガポールアートウィークの一環としてマリーナベイ・サンズで開催されたプルデンシャル・アイ・アワードにおいて、カンボジアの現代アーティスト、スヴァイ・サレットがグランプリであるエマージング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー受賞し、5万ドルの賞金とロンドンのサーチ・ギャラリーでの個展開催の権利を獲得した。
プルデンシャル・アイ・アワードは、アジア地域における新進アーティストを奨励するため、2014年に設立。2016年度は、推薦によって選ばれた100名以上のアーティストの中から、「デジタル/ビデオ」「インスタレーション」「絵画」「写真」「彫刻」の5つの部門に3名ずつの最終候補者が選出され、全体のグランプリと各部門の大賞が発表された。
バッタンバン出身のスヴァイ・サレットは、ポルポト統治下のカンボジアから家族とともに非難したタイの難民キャンプで初めて美術を学んだという。帰国後は仲間とともに、バッタンバンにNGO組織ファー・ポンルー・セルパク・アートスクールを設立した。最近では、2015年にプノンペンのSaSa Bassacで個展を開催している。
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