旅行者へ 新たな健康検査の実施
昨年、エボラ出血熱により西アフリカでは1万人以上が感染。韓国で発生したマーズは、今年7月までに30人以上の死亡者を出している。
こうした事態に対し、カンボジアではバベットとポイペトの国境地点のほか、プノンペン・シェムリアップの両国際空港に熱感知スキャナーを設置し対応をはかってきた。
カンボジア閣僚評議会は9月4日、鳥インフルエンザやエボラ、サーズのような世界的流行病のまん延を防止するために、入国地点における旅行者の健康検査を認める閣僚会議令を可決。カンボジアに入国する際に、海外で感染した恐れのある旅行者全てがチェックの対象になった。
保健省の伝染病管理部門の責任者は、こうした世界的な感染病に対してどれほどカンボジアが対応していけるのか現段階での懸念を示し、事態に備えて準備をすすめる必要があると話した。
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