青年海外協力隊 50周年
独立行政法人国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊プログラムが今年で50周年を迎える。世界各地で記念イベントが行われており、カンボジアでは12月にプノンペンでの開催が予定されている。
カンボジアに初めてJICAのボランティアが派遣されたのは、1965年。カンボジアは、青年海外協力隊が初めて世界に派遣された4カ国のうちのひとつだ。カンボジアの内戦によって一時中断されはしたものの、今日までに611名ものボランティアをカンボジアに派遣している。
JICAのボランティアスタッフたちは働きながら地元住民と生活を共にする。発展途上国が直面している貧困・医療・教育などの問題に対処するためにコミュニティーベースの活動を通じて社会・経済の発展に貢献することを目指し、現在までに5万人近いボランティアを96の国や地域に派遣してきた。参加者たちの活動は、日本と相手国との相互理解を促進する「草の根外交」の役割を果たしている。
http://www.phnompenhpost.com/national/50th-anniversary-jica-volunteers