【シェムリアップ】遺跡周辺の排水作業、観光業者が観光客の安全確保に尽力
大雨により排水設備が不十分な一部の遺跡で浸水が発生し、各遺跡の観光業者が積極的に排水作業を行い、訪問者の安全を最優先することで事故防止に努めている。
タ・プローム遺跡観光業者代表のスン・ケオパクデイ氏は昨日、大雨の際、タ・プローム遺跡の特定エリア、特に舞踊堂近くの南側平坦部が冠水しやすいと説明した。
同氏は頻繁にチームを率いて臨時の排水路を掘り、瓦礫や小さな植物を除去して水の排出を促進し、観光客が安全に訪問できるよう努めている。タ・プローム以外の遺跡でも一時的な浸水が発生しており、観光業者は工具や資材を使って主要な通路から水を迂回させている。
ケオパクデイ氏は、タ・プロームや他の遺跡を訪れるすべての観光客に注意を促し、濡れた場所を避け、滑らないよう慎重に歩き、立入禁止や危険区域を示す標識を尊重するよう呼びかけた。
アンコール遺跡群全体で、観光業者は訪問者の安全に重点を置き、世界遺産である遺跡の美しさと尊厳の保全に取り組んでいる。
2025/10/15
(写真はKhmer Timesより)
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記事全文:Khmer Timesより



