【プレアヴィヒア】日本国防駐在官がプレアビヒア視察、停戦履行を呼びかけ
在カンボジア日本大使館の原隆防衛駐在官は30日、カンボジア国防省主催のプレアビヒア州における第3介入師団の現地視察に参加した。
今回の視察は、プノンペン武官団(MACPP)の枠組みで実施され、最近のカンボジア・タイ国境衝突を受けた現在の国境情勢について、各国の国防関係者に最新情報を提供することが目的だった。
視察後に発表された声明で、在カンボジア日本大使館は紛争犠牲者への哀悼の意を表明した。
「日本大使館は最近の国境紛争で命を落とした方々に深い哀悼の意を表し、影響を受けた全ての方々に心からお見舞い申し上げる」とし、「平和な生活が一日も早く回復されることを心から願っている」と述べた。
また、平和と地域安定への支援を改めて表明し、両国に停戦遵守を促した。「日本政府は関係各国と連携し、カンボジアとタイ両国が停戦合意の着実な履行と情勢の沈静化を進めるよう、引き続き働きかけていく」と強調した。
原防衛駐在官は中国、米国、英国、フランス、オーストラリア、韓国、ASEAN諸国など12カ国の国防駐在官・外交官と共に参加し、停戦合意に対するカンボジアの強い取り組み姿勢を直接確認した。
(写真はKhmer Timesより)



