【東京】信頼が重視される中、日本のソフトパワーがASEANとの関係の礎に
日本アセアンセンターの平林国彦事務総長は、東京で開かれた東南アジア記者団との会見で、ASEANと日本の関係は経済やインフラだけでなく、「信頼」と「文化理解」に基づくべきだと述べた。平林氏は、エデルマン・トラスト・バロメーターの調査を引用し、日本では政府やメディアへの信頼が低下し、特に低所得層でその傾向が強まっていると指摘。一方、ASEAN諸国では高い公共機関への信頼が経済成長を支えていると分析した。日本のアニメや食文化などのソフトパワーがASEANで強く支持されていることにも触れ、「日本はASEANで最も信頼されている国」と語った。さらに、ASEANが掲げる「ASEAN方式」による非干渉・対話重視の外交姿勢が地域の安定に寄与している点を評価。日本とASEANの連携強化が、今後のアジア太平洋地域の安定と繁栄に不可欠であると強調した。
写真はKhmer timesより)
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※記事全文(Khmer timesより)※



