【シェムリアップ】バンテイ・プレイ遺跡の第二東門、修復進む
シェムリアップ北部に位置するバンテイ・プレイ遺跡で、第二東門の修復作業が進められている。アプサラ機構(APSARA National Authority(ANA))の遺跡保存・予防考古学部門が主導し、風化や人為的損傷を受けた構造の補強・復元を目的とする。現在は第2段階にあり、石材の再配置や基礎の発掘など精密な作業が行われている。これまでに壁や屋根部分の石材が見つかっているが、基壇の石は未発見で、他所に再利用された可能性があるという。修復は順調で、今年11月末の完了を目指す。本事業は来訪者の安全確保と、アンコール時代の建築文化への理解促進を図る包括的な保全計画の一環。観光客の集中を緩和するため、観覧エリアの拡張も計画されている。遺跡は12世紀末、ジャヤヴァルマン7世の治世下で建造され、バイヨン様式の特徴を持つ。
写真はKhmer timesより)
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※記事全文(Khmer timesより)※
