【コンポンチャム】コンポンチャムに新観光港、都市開発の起爆剤に
カンボジア政府は観光促進とコンポンチャム都市開発の一環として、同市内に新たな水上観光港の建設を開始した。
10月3日に着工した本事業は、公共事業運輸省が担当し、完成まで24カ月を要する見込みだ。
同省のポーン・リム報道官によると、水上金属製の港は、かつてベトナムからの国際観光船が発着していた旧フェリーターミナル跡地に建設される。
「新港の稼働により、コンポンチャム市の発展が大きく加速する。さらに、プノンペンからコンポンチャムへの水路拡張計画やフナン・テチョ運河の近くに位置するため、将来的にはより多くの観光客を引き付けるだろう」と語った。
完成後は州政府に引き渡され、管理・運営される。第1期工事は24カ月で完了予定で、2026年には管理棟や観光客待合施設を含む第2期工事が始まる。
州政府は、このプロジェクトが旧フェリーターミナルを魅力的な新施設に変貌させ、他州との水路接続にも貢献すると期待。
「国内外の観光船が秩序正しく適切に停泊でき、観光客のための快適な待合・座席エリアも整備される」としており、コンポンチャムに大きな恩恵をもたらすことが見込まれている。(写真はThe Phnom Penh Postより)
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記事全文:The Phnom Penh Postより



