【プレアヴィヒア】駐カンボジア日本国大使、避難民シェルター視察で平和への願い表明
植野駐カンボジア日本国特命全権大使は木曜日、オダーミアンチェイ州の避難民シェルターを訪問し、最近の国境衝突の被害者に深い悲しみと連帯を表明した。
この視察は、プラック・ソクホン副首相兼外務・国際協力大臣が主導する現地調査団の一環として実施された。同調査団は、カンボジア・タイ国境沿いでの軍事衝突により深刻な被害を受けた地域に各国外交官を案内した。
植野大使は複数国の大使らとともに、被害を受けた現場と、避難を余儀なくされた方々の仮設シェルターを視察した。
視察後、大使館のフェイスブック上で植野大使は「カンボジアとタイの軍事衝突による被災地域と避難民シェルターを訪問した」と報告。
避難民の状況と破壊の規模を目の当たりにして、「軍事衝突による被害の深刻さと避難民の窮状を目撃し、深い悲しみを感じた」と述べ、犠牲者への哀悼と被災者への同情を表明した。
また植野大使は平和構築への日本政府の強い支持を伝え、「一日も早い完全な平和の回復を切に願う。日本政府と私自身がその実現に全力で取り組む」と地域安定への決意を示した。
政府データによると、この紛争により18万人以上がプレアヴィヒア、オダーミアンチェイ、バンテアイミアンチェイ、プルサット、シェムリアップの各州から避難を余儀なくされている。
(写真:Khmer Timesより)
================================ 記事全文:Khmer Timesより



