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気候変動の影響、沿岸部に直撃か

解氷と地球規模の気温の傾向を考慮した予測モデルを基に、気候変動に関する第二報告書が作成された。その報告書では、2100年までに海面が1メートル上昇すれば25,000ヘクタール、2メートル上昇すれば38,000ヘクタール以上ものカンボジアの海岸が浸水する、と示されている。

UNDPカンボジア事務所、山崎節子所長は火曜日に「カンボジアの沿岸部は、国内で最も気候変動の衝撃に影響がでる」と述べた。加えて、気候変動の影響を最小限にするための対策は非常に重要、との見方も示した。

今週初めに発表された「気候変動に関する政府間パネル」の最新評価では、アジアの沿岸部が気候変動の影響をもろに受けるとされた。カンボジアでは、食糧供給と経済を洪水が起きやすい沿岸地域の農業生産物に頼っており、これまでにも沿岸部は地球温暖化の火種として見なされてきた。

11月に行われた第3回気候変動フォーラムの中で、フンセン首相は「気候変動は我々全員に影響を及ぼす。21世紀に取り組むべきものの中で、非常に重要なことの一つだ」と明言した。


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