人民党と救国党の正式会談が行われる
カンボジア人民党と最大野党である救国党が、初となる正式会談が18日行われた。今回の会談は、現在も続いている政治的こう着状態の解決を目標とし開かれた。
両党の作業部会は2時間半に及ぶ会談の後、選挙制度の改革計画を作成するため、市民社会と両党の代表を含むグループを形成することに合意した。
会談の後、救国党の代表団によって署名された声明では、今回の会談の提言を実行するため国家作業部会が形成されることも明らかになった。さらに選挙制度の改革について、公開討論会を通し市民からも意見を集めるなど、市民の参加も開かれたものでなければならない、とも書かれていた。
「今回行われた、人民党と救国党の作業部会による会談は成功だっただろう。いまだ未解決となっている政治問題も解決できると望んでいる」と救国党のSon Chhay氏は話した。