縫製業の賃金引き上げが決定
カンボジア労働省の労働諮問委員会(LAC)は12日朝、縫製業の賃金を決定する投票を行い、その結果来年より月額最低賃金が123US$になる見込みとなった。
労働省報道官によると、投票の内訳は16票が123US$(政府推奨)、7票が110US$(雇用主推奨)、2票が140US$(労働者推奨)であった。LACは政府から14名、工場から7名、そして組合から7名のメンバーで構成されている。
労働省の声明によると、投票後の同日、サム・ヘン労働大臣はフン・セン首相と会談し、首相は大臣に「さらに5US$(月額)値上げすること」を強く要請したという。これを受け128US$になる可能性も出てきた。