【シェムリアップ】深セン・シエムリアップ直行便開始、観光促進に期待
カンボジアの国営航空会社エア・カンボジアが運航するK6929便が7月18日午前7時50分、中国・深センとシエムリアップを結ぶ初の直行便として、満席の乗客を乗せてシエムリアップ・アンコール国際空港に到着した。
カンボジア民間航空庁のシン・チャンセリー・ヴータ報道官は、世界遺産アンコール・ワットで知られる歴史的観光地シエムリアップと、中国四大都市の一つである深センを直結する初の定期便だと発表した。
これまで中国人観光客に人気のシエムリアップは、直行便がないためプノンペン経由を余儀なくされていた。新路線開設により、中国の粤港澳大湾区からカンボジアへの観光客増加が期待され、「中国・カンボジア観光年2025」に新たな弾みをつけるとしている。
7月19日は中国・カンボジア外交関係樹立67周年にあたる。エア・カンボジアのザン・デビッドCEOは、新路線が両国指導者が掲げた観光年実現への重要な一歩であり、67年間の友好関係への心からの敬意を示すものだと述べた。
新路線はエアバスA320/A321型機を使用し、毎週木曜日にシエムリアップを21時30分に出発、金曜日に深センを6時20分に出発する約2時間30分のフライトで運航される。
写真はThe Phnom Penh Postより
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※記事全文(The Phnom Penh Postより)※



