アンコール遺跡入場料、政府管理下に
1月1日、アンコール遺跡群の入場券販売事業が正式にカンボジア政府に引き継がれた。これまでは大手石油会社ソキメックスが同事業を運営していた。
トンコン観光大臣によると、経済財政省と観光省共同管轄による新組織が、すでに入場券販売業を引き継いでいるとのことで、「経済財政省がソキメックスから事業を引き継ぎ、新組織が入場券販売の管理、監視をすることになる」と述べた。また大臣は、新組織は同業務を継続しながら、問題点の改善に務めると発表した。「今後は遺跡入場料の収益は国庫に直接入ることになるだろう」。
1999年よりチケット販売を行っていたソキメックスは、入場収益を遺跡管理団体のアプサラ機構と分配していた。