まだ見ぬカンボジアに出会う小旅行へ―現地発カルチャー&旅行情報誌「クロマーマガジン」

カンボジア証券取引所(CSX)は2010年2月にカンボジア経済財務省が55%を、韓国証券取引所が45%を保有する合併会社として設立され、2011年7月11日にカンボジア証券取引委員会より認可を受けてカナディアタワー25,26階に開設された。翌年4月18日にプノンペン水道公社」が上場され、株式取引が行われている。

Contents

• 証券市場に関する法制度
• 証券会社ライセンス

証券市場に関する法制度

　「非政府債券発行・取引取引法(2007年施行)」には、証券の取引・交換・清算方式、証券保管業者及び証券を発行する公開有限責任会社または登録法人を含む証券取引業者や金融サービス会社等の証券市場関係者について規定している。目的は「一般投資家が安心して取引できるようにする」「証券市場の秩序ある発展促進」「多様な貯蓄手段の奨励」「外国投資と参加を奨励」「国により保有・運営される商業会社の民営化進展」などとなっている。

証券会社ライセンス

　政令に規定された免除証券ディーラーや免除証券取引を除き、SECC長官からライセンスを受けない限り、個人、団体問わず証券ビジネスを営み、または自身を証券会社の形態で証券取引を営むものと称することはできない。また個人でもSECC長官から証券会社の代理人ライセンスを受けない限り、証券会社の代理人として行動したり、代理人と名乗ることはできない。

　ライセンスが必要な場合は、SECC長官あてに申請書、手数料を提出することにで、証券ビジネスを営んだり、証券代理人として活動できるライセンスが申請できる。その場合、投資顧問、証券ディーラーやその他証券市場参加者、売出と清算手段機関や株式保管機関に対するライセンス条件の賦課とライセンスの供与はSECCが行う。

カンボジア証券取引委員会(SECC)サイト（英語版）