まだ見ぬカンボジアに出会う小旅行へ―現地発カルチャー&旅行情報誌「クロマーマガジン」

シェムリアップから北へ約50km、片道約70分でクーレン山入口に到着し、その後約30分で山頂へと到着。

ジャヤバルマン2世が宗主国であったジャワからアンコール王国独立を宣言した聖なる山である。アンコール発祥の地ともいわれ、現在でも信仰の場になっており、カンボジア全土から多くの人々が参詣する。

プノンクーレンの魅力として、川底に眠る神々と千本リンガ、20mの高さを誇る二段の滝、岩上に金色に輝く巨大仏像プレアアントン、点在する仏像を楽しむトレッキングコース等があり、様々な滞在方法が楽しめる。
また、通常の旅行者が入らない山中には50を超す寺院や彫像などが眠っているが、地雷が残っている確率があり、現地人ガイドの同行が必須となる。

観光には時間制限があり、正午を過ぎると車での入山は出来なくなるので気をつけたい。

• 二段の滝
• プレア・アントン 涅槃像
• 千本リンガ

クーレン山上遺跡群Temples on Mt.Kulen

通常のプノンクーレン観光にアドベンチャーテイストを盛り込むなら、山上の遺跡群訪問がおすすめ。

ここには50を超す小寺院、彫刻、彫像、窯跡などが残されているが、中でも人気は巨大な象、二頭の獅子、蛙、牛が残されるスラードムライと、横たわる巨象・ドムライクラップである。
ただ、この周辺には蛇が多く、また地雷が残っている確率があり、山上にいるローカルガイド・バイクタクシーの同行(別途15～20US$)が必須となる。
遺跡までの道は車では不可能であり、徒歩かバイクタクシーの利用となる。

• スラードムライ
  

  6メートルの高さの巨大な象の彫像、2メートルのライオン2頭、カエル1匹、牛1頭の彫像がある。
  時期により、すぐ近くにある祠では、僧達が修行をしていることがある。

• ドムライクラップ1
  
• ネアックター
  
• クロホーム
  
• オーパオン
  
• トモダップ