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カンボジアクロマーマガジン30号

カンボジアで[フランス]に出会う プチ・フランスをめぐる旅

[取材・文] 矢羽野 晶子、小林 真之輔、小見山 紗織 [写真] 多賀 史文、岡 克哉 [資料提供]ラッフルズ・グランドホテル・ドゥ・アンコール

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マリー・ファーブリ&フレデリック・エクスディエ
― コレクター、ギャラリーオーナー/シェムリアップ在住10年 ―
シェムリアップが大好き。ここが私たちのホーム

カラフルな仏像やヴィンテージの装飾品など、世界中から集めた個性的な品が並ぶ「ワ・ギャラリー」。オーナー兼コレクターの夫妻、マリーさんとフレデリックさんはシェムリアップに移り住んで丸10年になる。フランスではイッセイ・ミヤケ、ケンゾーなどと一緒に、ファッション業界で働いていたというマリーさん。しかし2002年に仕事を辞め、夫婦で長い世界旅行に出た。「インド、モロッコなど色んな国へ行ったけど、どうしてもシェムリアップに戻ってきてしまうの」2007年にはシェムリアップに自宅を建設し、ギャラリーをオープン。本格的に腰を据えた。「イヤなこともあるけど、とにかくシェムリアップが好き。フランスへ帰っても、こっちへ戻ってくると『ただいま』って思うのよ」

 

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ファビアン・ルセク  ― ミュージシャン/シェムリアップ在住8年 ―
カンボジアに来たからミュージシャンになれた

シェムリアップを拠点に活動するバンド「カンボジャム」。ギタリストを務めるファビアンさんは、母国フランスでは看護師をしていたという。「看護師のミッションでカンボジアを訪れたんだ。あれから8年、まさかこんな長くいることになるとはね」現在の本職は不動産会社経営。音楽活動は趣味が高じた結果だという。「カンボジアは音楽シーンが未熟。例えばバーで1回演奏したら他から声がかかり、別の場所でさらに演奏する。その繰り返しで、気がついたら自分はミュージシャンになっていたんだ」その他、在住外国人のあらゆる相談にも乗ったりしているという。「環境に合わせていくうちに、今の自分が出来上がった。カンボジアが自分を育ててくれたのかな」

カンボジャム cambojam.blogspot.com

 

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ガエル・トゥサン&ヘレン・ティジュー
― ファッションデザイナー/シェムリアップ在住5年 ―
私たちのできることが、ここには沢山ある

ナチュラルなファッションを提案している「ミツウ」。フランス人女性、ガエルさんとヘレンさんによるファッションユニットで、シェムリアップに工房を構える。2人は学生時代からの友人。カンボジアとの出会いは、ヘレンさんのご主人がNGOの仕事で、たびたび訪れていたのがきっかけだという。「ゆったりとした時間に惹かれました」ヘレンさん夫妻がまず移住し、その後ガエルさんも夫婦で移住。2人とも服飾デザイン学校出身ということもあり、服を作ろうと決意。縫い子を一人雇い、まずはヘレンさんの自宅で開業した。「営業や会計など、全て自分たちでやらないといけないのが大変だけど、やりがいもあります」「フランスだったら大きな歯車のひとつ。ここでは私たちができることが沢山あるのよ」

ミツウ www.mitsoucreation.com

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素敵なカンボジアに出会う小旅行へ―The trip to encounters unknown cambodia