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ホーム マガジン 男のローカルひとり飯: 第5回 ミーチャー見入っちゃう!

カンボジアクロマーマガジン44号

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 ローカル好きの日本人シェフからオススメの繁盛店として強く推奨された店。大きな鉄のフライパンに油や謎のどろりとした濁った液体を流し入れ、チャンポンで使うような太めの小麦麺、青菜、もやし、牛肉をコテを使い、小気味良いリズムでカンカンと炒めあげる。謎の液体のせいか、鉄板からはかなりの煙が上がる。周囲には人だかり。皆、生唾を飲みながら鍋の上で踊る麺やその他具材にひたすら見入っている。
 
 仕上がった一品は、具材も充分入り、かなりのボリューム。トッピングは大振りのハンペン様の物と油で揚げた半熟卵。まずは一口、そのまま食べるとジャンキーな動物性の油脂分の味わい。そこにやや薄めに仕上げた魚醤とニンニクベースのソースをかけると塩分に加えて甘みや旨味が追加され、思わず「これはヤバイな」と一言漏らしてしまう程。周りを見渡すとアホほどチリソースをドバドバかけたり唐辛子ペーストをベタベタ塗ったりして食べているので、同じくやって見ると、更にチリソースの酸味と爽やかな辛味や唐辛子ペーストのギュッとした締りのある辛味が加わり、ジャンクでありながらも表情が変わり続ける実に充実した味わい。


 そして、そこに更に半熟卵の黄身を崩せば、今度は方向の異なるまろやかな味わいに変化。全て完食する頃には相当満腹。そして腹持ち抜群。この幸せが6,000リエル。そりゃ流行るわけだ。

 

ミーチャー・スナーダイロー
住:Corner of St.135 & St.450, Phnom Penh
時:7:00~18:00
<本日のひとり飯> ミーチャー: 6,000リエル

井之原 四郎

孤高のフーディーを自称するフードライター。食べ物である限り食べられない物はないというのが信条。ベトナムスケッチ連載の「男のローカルひとり飯」(2011年11月〜2014年6月)等、執筆多数。

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