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女性の社会進出の現状

24日、女性のための国民評議会年次レポートが発行された。

レポートでは女性の社会進出のため、首相が掲げた16の提言の施行に向け政府が行うことが書かれてある。その中で、教育と政治において、女性の参加の遅れが指摘された。カンボジアの国連ミレニアム開発目標では、2015年までに女性議員数を上院・下院では30%、郡議会では25%までの引き上げを目標としている。しかし昨年の郡議会における女性議員数は、2007年から2%増加したものの16%に留まっている。

目標の2015年までに男女平等を達成するのは困難だ、と言う声もある。候補者になるだけでも、社会の固定概念と戦わねばならないのが現状だ。

昨年、一人の女学生が博士号を取得した。2011年から修士号に進む女学生の数は1年に0.15%ずつ増加している。

国内では娘の進学を推進する親も増えてきている。教育省のChuon Naron大臣は「奨学金制度も高等教育を学ぶより多くの女性を対象とせねばならない」と話した。


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