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ペット購入と出入国

カンボジア情報 海外でペットと暮らす人は多い。しかしペットの入出国の手続きは簡単ではなく、長期間要する。家族の一員であるペットのために、必ず正規の手続きを踏むこと。

Contents

  • ペットを飼う
  • ペット用品
  • ペットと帰国
  • ペットと入国

ペットを飼う

ほんの数年前までは動物は食材としての家畜、もしくはセキュリティ目的の番犬のような役割として飼育されてきたが、近年、愛玩用ペットとして飼育される動物も増えてきている。
その多くは首都プノンペンを中心に広がってきており、室内で飼育できる犬、猫を始め、最近では日本でもペットとして人気が高いうさぎなどの小動物や観賞用魚なども増えてきている。ペットは通常、知人から譲ってもらうか、飼い主募集の口コミや動物病院の貼り紙、またはペットショップにて購入ができる。

ペット用品

ペットを飼育する家庭の増加に伴い、ペット用品も徐々に充実してきている。プノンペン、シェムリアップといった都市部では、スーパーマーケットやショッピングモールなどでペット用品が手軽に手に入る。品揃えは、日本ほど種類が豊富なわけではないが、犬、猫用のペットフードや首輪、おもちゃに至るまで一通り揃っているので、特に困ることはない。

ペットと帰国

カンボジアでペットを飼育する場合、問題となるのが日本への帰国時の手続きである。参考までに下記に犬および猫の場合の流れを記しておく。手続きには半年以上かかるので、帰国日が決まっている場合は、必ず前もって手続きを済ませておくこと。

日本への動物持ち込みの流れ

日本への犬および猫の持ち込みの流れは、大まかに以下の通り。申請場所や手続き方法、また料金など、詳細は次項を参照。
帰国までの日数 必要な手続き
  • 7カ月前 マイクロチップ装着と狂犬病の注射
  • 6カ月前 2回目の狂犬病の注射、血液検査
  • 40日前 インターネットから検疫所へ事前届出
  • 40~14日前 航空券予約
  • 7日前 帰国に必要な全ての書類作成
  • 3日前 出国前の臨床検査
  • 前日 書類を取得、航空会社宛てにFAX
  • 当日 チェックイン、日本到着
1.マイクロチップ装着と狂犬病の注射
7カ月前:プノンペン市内のアグロベット・アニマルクリニック(Agrovet / TEL: 023-216-323、以下アグロベット病院)でペットの国外持ち出しに関する一通りの検査並びに書類作成が可能。まずは出国の7カ月以上前に赴き、マイクロチップ装着(80US$)を依頼する。装着していない場合、空港到着後180日間検疫にペットを預けなければならなくなるので注意が必要。
マイクロチップを装着後、血液検査までに2回の狂犬病の予防接種(30US$)が必要。狂犬病の予防接種の1回目は、マイクロチップ装着と同じ日にアグロベット病院にて依頼する。
2.2回目の狂犬病の注射
6カ月前:2回目の狂犬病の予防注射(30US$)は、1回目が終了した30日後にアグロベット病院にて行い、抗体価測定のための血液検査(180US$)も行う。検査結果は2週間後以降に判るが、その際に再検査となってしまった場合、同じ費用が発生する。この時の血液検査の結果書類は後日必要になるので保管しておくこと。
3.インターネットから検疫所へ事前届出
40日前:病院から受け取った血液検査等の結果を準備。次にインターネットから、日本の検疫所へ届け出する必要がある。届け出は電子申請システムANIPASのWEBサイトから可能。
  1. まずは以下URL、ANIPASのトップページにアクセス。
    https://www.aps.maff.go.jp/an/html/OWZ01W01O.html
  2. 初めて利用する方は、こちらの説明をお読みください」のリンクをクリックし、ページ右下の「利用申し込み/sign-up」のボタンをクリック、次にページ右下の「同意する/Agree」のボタンをクリックすれば、利用者情報入力フォームに移動するので、サイトの指示に従って入力。
  3. 登録したメールアドレス宛てに、利用者IDの通知に関するメールが自返信される。
  4. IDの取得が完了したら、ANIPASのトップページに戻り、「畜産物、動物、犬等の輸入事前届出/輸出入検査申請を行う」のリンクをクリック。
  5. IDとパスワードを入力し、ログインすると入力画面に移るので、サイトの指示に従いフォーム内の項目全てに入力し、送信すると受付終了のメールが届く。
  6. 必要書類をプリントアウトし、日本の検疫所で提出すれば手続きは完了。
4.航空券予約
40-14日前:航空会社によって、ペットを機内持ち込み可能な会社、そうでない会社があるので、航空券予約の際は航空会社にペットを連れて帰る旨を連絡すること。ペットの機内持ち込みを断られて預け荷物となった場合、死亡するケースもあるので、早めの問い合わせが望ましい。
5.帰国に必要な全ての書類作成
7日前:出国に際しては、以下の書類が必要となるので、足りない場合はアグロベッド病院へ赴き、発行してもらうこと。
  • 予防注射の証明書
  • 健康診断書
  • 血液検査の証明書
  • マイクロチップの証明書
また、農林水産省のホームページから、あらかじめ日本の推奨する証明書様式をダウンロードし、記入することをお薦めする。
【フォームA】※本人記入 www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/pdf/CertificateA041126.pdf 【フォームC】※獣医師記入 www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/pdf/certificatec100415.pdf
フォームCをプリントアウトし、獣医師に記入を依頼。フォームAは飼い主本人が記入。フォームAとフォームC両方に、カンボジア政府承認の印が押されて初めて、証明書が有効となる。
  • カンボジア政府発行の健康証明書
健康証明書(20US$)を必ず取得すること。必要な書類と政府承認の印については、病院の獣医師が把握しているので、書類が正式に全て揃っているかどうか獣医師に確認。ノミ・ダニ駆除も必ず依頼すること。
6.出国前の臨床検査
3日前:出国日の3日前にプノンペンにある農業健康局(Health Department Of Agriculture /TEL: 012-372796 /祝祭日休み)へ、ペット同伴で赴き、動物検疫を行う。書類提出から取得までに最低2日以上かかる。例えば月曜出発の場合、少なくとも前週の水曜には検疫を行っておくこと。一部の手続きはアグロベット病院で代行(50US$)している。 検疫へ行く際必要な書類
  • 予防注射の証明書
  • 健康診断書
  • 血液検査証明書
  • マイクロチップ証明書
  • 前項のフォームA (本人記入)
  • 前項のフォームC (獣医師記入)
  • カンボジア政府発行の健康証明書
  • パスポート
7.書類を取得、航空会社宛てにFAXする
出国前日:出発日前日(月曜出発の場合は金曜)までに、農業健康局に書類を取りに行く(ペット同伴の必要はない)。以上全てが整ったら、政府承認の印が押された書類全てを航空会社へFAXする。
8.チェックイン
出国当日:ペットをケージに入れチェックインする。ケージの現地価格はサイズにより異なり、小60US$、中110US$、大250US$程度。また、航空会社によっては超過料金が発生することもある。フライト中、ペットは排泄ができないので、出発当日は固形物を与えないこと。
9.日本到着後
「マイクロチップの装着」「2回以上の狂犬病予防接種」「血液検査による抗体価確認」「抗体価確認後、180日間以上経過していること」が確認できれば、12時間以内の係留後に動物検疫所を通過できる。待機期間不足の場合は不足日数分の待機となり、書類不足の場合は180日間の係留検査となるので、注意すること。
後は、動物検疫所から発行された輸入検疫証明書を30日以内に自宅エリアの登録窓口へ持参して登録すると完了。登録窓口は保健所や動物病院など、地域により異なるので、各市町村に問い合わせること。

ペットと入国

日本からカンボジアへは、基本的にカンボジアから日本への逆の流れとなるが、一部簡略することが可能。航空会社によりトランジット時間や空調設備などが異なり、動物に負担をかける可能性がある。できるだけ負担をかけない便を選ぶようにすること。

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