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インターネットとパソコン購入

カンボジア情報

都市部を中心に普及してきているインターネット。先進国と比較すると電気も不安で突然の停電もあるが、便利な生活を送るには欠かせない情報収集源の一つになっている。

Contents

  • インターネット接続
  • パソコンの購入
  • 3G USBモデム
  • Wi-Fiサービス

インターネット接続

カンボジアでは複数のプロバイダ(インターネット接続業者)が競合しており、プロバイダと契約することでADSLや無線LANをメインに様々なサービスが利用できる。とはいえ、インフラや技術面で大幅な遅れをとっているため、速度は日本と比べ遅い上に、料金は高額で原則として法人向けである。
費用はプロパイダにより様々だが、目安は以下の通り。平均して、Wi-Fiサービスはこれより更に高くなる。

  • ADSL、64kbps、制限あり → 約18US$/月~
  • ADSL、64kbps、制限なし → 約30US$/月~

個人契約を行う場合の全体的な流れは以下の通り。初期費用として回線工事費やモデム料金(レンタルもあり)が別途必要になってくることを留意したい。

  1. インターネット環境を整備する
    まずはじめに、インターネット対応のアクセス端末(パソコン等)を用意する必要がある。パソコンは都市部であればコンピューター専門店で購入可能。
  2. プロバイダを決め、契約をする
    プロバイダによりサービスは様々。場所、使用台数、使用時間、使用頻度を考慮して最も適したプランを申し込もう。時間や曜日指定の格安プランなどもあるので比較したい。支払方法はプリペイド(先払い)かポストペイド(後払い)のどちらかを選べることが多い。
  3. インターネット回線工事、モデム接続
    契約後、回線工事、モデムやルータなどの設置を行う。住居の立地などによるが、2-3時間程度で完了する。すでに電話回線が引かれている場合は工事不要。
  4. 接続する
    接続方法は、コンピューターの取扱説明書を参考に。

パソコンの購入

都市部のコンピューター専門店で、輸入されたデスクトップ型パソコン、ノート型パソコン、ネットブックなどが購入でき、Apple社製品のみを扱う専門店もある。
新品価格は800~2000US$程度で、スペックにより価格の差は大きい。また、ローカルのコンピューター店では中古品、偽物のOS・ソフトウェアがインストールされた製品も多いので注意。ノート型パソコンなら、日本から持参してくるのが無難。

3G USBモデム

利用目的や使用頻度にもよるが、インターネット費用を安くおさえる方法として各キャリアが出している、「3G USBモデム」という選択肢がある。これはパソコンのUSBに挿入するだけで、3G電話回線を使ったインターネットの利用ができるという優れもの。本体にはSIMカードが内臓されており、アプリケーションを通じて電話をかけたりショートメッセージを送受信することも可能。
本体は35~45US$が目安で、入金は携帯電話と同様、プリペイドカードを購入しチャージする。ほとんどが、基本料金を必要としない、「完全従量課金制」である。とはいえ、通常のインターネット回線を引いたほうが安くあがる場合も多いので気をつけよう。

Wi-Fiサービス

プノンペンやシェムリアップなどの主要都市では、Wi-Fi接続が可能なスポットが数多く存在し大変便利である。空港、ホテル、ロゴマークのついた飲食店などて利用ができる。一部のコンビニでは窓際に椅子が配置され、店内のWi-Fiを使ってインターネットを楽しむ若者の姿もよく見られる。店舗によるが大抵は保護パスワードが設定されているので、利用する際は店員に確認しよう。
容量は無制限だが速度は平均して150kbps以下と遅め。とはいえ、一般的なインターネット閲覧であれば問題はない。パソコンに限らず、スマートフォンやiPod TouchなどWi-Fi機能を備えた機器は多種多様なので、使途に応じて選びたい。


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